産経は、世間的には一流の会社だと思われていると思うよ。
でも、この数年の紙面の劣化はひどい。

近年で最悪だったのは、江沢民死去の世界的大誤報とその後の対応。
これだけ歴史的な誤報になったのだから、社長と編集局長の引責辞任が基本。
大甘の処分で、編集局長の解任だ。ところが、一切処分なし。

もうひとつは京大入試大誤報の対応。この時は、当日の担当編集長の日誌のような
反省文を載せて終わり。最低、編集局長の謝罪文が必要だった。それと、辞める必要は
なかったと思うが、責任者の大幅減俸などの社内的な厳重処分もあるべきだった。
ところが、責任者がそろって栄転するんだから、開いた口がふさがらない。

新聞社は対外的なけじめが特に必要。実態は三流中小企業と同じレベルだった。