松代大本営(長野市松代地区)の地下壕(ごう)で亡くなった朝鮮人労働者の追悼碑が建立されてから22年になったのを記念して、象山地下壕入り口で10日、市民団体「松代大本営追悼碑を守る会」の会員や長野朝鮮初中級学校の生徒ら約50人が参加し、献花台で手を合わせた。

 松代大本営は終戦間際の1944年11月に国の中枢機関を移設しようと掘られた地下壕。延長約10キロの地下壕に政府機関や食糧庫、仮の皇居などを置き、本土…

https://mainichi.jp/articles/20170813/ddl/k20/040/010000c