北朝鮮の歴代最高指導者の業績を称賛する国際行事「白頭山偉人称賛国際祝典」が13日、首都平壌などで始まった。17日までの日程。組織委員会によると、外国から北朝鮮の友好団体の関係者など約200人が参加した。

 北朝鮮の米領グアム沖へのミサイル発射計画に対し、トランプ米大統領が軍事報復を示唆するなど米朝間の対立が激化する中、祝典は予定通り実施。開催は昨年10月に予告されていた。

 初日は参加者らが、故金日成主席と故金正日総書記の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿などを訪問した。14日は中朝国境にある白頭山で行事があり、15日に平壌でメインイベントとなる「白頭山偉人称賛大会」が開かれる。

 外国メディアには15日の大会だけ取材が許可され、他の行事は取材できない。理由は不明。(共同)

http://www.sanspo.com/geino/news/20170813/pol17081320110004-n1.html