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2017/08/15(火) 11:47:24.91ID:CAP_USERキム常任委員長は14日の電話取材で「住民たちは外部勢力の違法行為が大変なストレスになっている。ほかのTHAAD反対団体が一方的に決めた事案まで我々が責任を取ることはできなかった」と語った。
慶尚北道星州郡でTHAAD配備に反対する6団体の1つだった星州闘争委は11日、星州郡庁前で集会を開き、6団体の協議から脱退する意思を住民に表明した。キム常任委員長をはじめとする執行部18人は全員辞任したことが14日、正式に確認された。
地元住民からなるTHAAD反対団体のうち、最初に結成された星州闘争委が抜けたことで、他団体の運動の方向性にも変化が出るのではと見られている。星州闘争委所属だった住民たちが非常対策委員会を発足させ、新たに独自の行動に出る可能性もある。
THAAD配備に反対する6団体はこれまで「6主体」とも呼ばれて活動してきた。星州闘争委のほかには、THAAD配備反対金泉市民対策委員会、円仏教星州聖地守護非常対策委員会、THAAD韓国配備阻止全国行動、THAAD配備反対大邱慶北対策委員会、THAAD配備阻止釜山・蔚山・慶南対策委員会がある。
警察は、100以上の小団体が集まっているTHAAD韓国配備阻止全国行動が6団体を事実上、掌握していたと見ている。
星州闘争委は昨年9月14日に発足した。星州の地元住民は、国防部（省に相当）がTHAADを星州郡星州邑星山里の星山砲台に配備すると発表した時に緊急対策委を設け、国防部がTHAAD配備基地を星州郡草田面のロッテゴルフ場に変えると組織を闘争委に拡大した。
そして昨年 9月末ごろからは外部勢力とも連携を始めた。
星州闘争委はその後、ほかの5団体と何度も意見をぶつけ合ったという。星州闘争委は草田面韶成里会館の前で住民や外部団体メンバーが通過車両を検問する違法行為に対して否定的な見解を表明してきた。
西北青年団など保守系団体が集会を開いたり、デモ行進をしたりした時はこれを阻止するなと意見したという。キム常任委員長がそうした声をよく上げていたとのことだ。
しかし、星州闘争委側の意見としては「6団体の協議が開かれるたびにいつも疎外され、多数決で意見を決める時も取り上げられなかった」という。
米第8軍（在韓米軍）司令官が今月12日にTHAAD搬入の過程で見せた一部米兵の不適切な行動について、住民に直接謝罪しようとした時も、星州闘争委と他団体との間で意見調整がうまく行かずに失敗に終わったとされている。
また、星州闘争委執行部の関係者は「6主体は毎回、星州闘争委の名で集会届けを出していた。集会で他団体に所属する人々が道路占拠などの違法行為をするたび、警察が私たちに対して出頭命令書を送ってくるので、負担に感じていた」と話す。
星州闘争委が外れると、残りの団体は「THAAD配備撤回星州草田闘争委員会」という組織を作った。彼らは12日、星州THAAD基地で小規模環境影響評価の現場確認をした国防部・環境部を批判するプレスリリースを発表した際、星州闘争委の名を外した。
残りの団体は今後も引き続きTHAAD反対活動を続けていく方針だ。19日午前には韶成里会館前で「第4回韶成里汎国民平和行動」を開く予定だ。これは全国から来た人々が参加するTHAAD反対集会だ。
星州闘争委が解散したというニュースに、韶成里に住むパクさん（56）は「星州住民の意見とは違い、THAAD反対団体はそれぞれあまりにも違う声を上げることが多い。彼らの闘争の方向性が本当に地域のためなのか、真剣に考えなければならない」と指摘した。
星州＝クォン・グァンスン記者
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