平昌冬季五輪・パラリンピックで日本語ボランティアとして活動する予定の大学生ら21人が1日から10日間、日本を訪れ、通訳ボランティアのトレーニングを行った。

2日には萩生田光一内閣官房副長官を表敬訪問した。萩生田副長官は「訪日中に多くのことを吸収して平昌五輪・パラリンピックでのボランティア活動に活かしてほしい。3年後の東京五輪・パラリンピックでも様々な形で参加してほしい」と述べた。

また、「未来志向の日韓関係の基礎となるのは若い世代の交流であり、訪日中に日本の若者と積極的に交流を深め、将来、両国関係をリードしていく存在になってくれることを期待している」と付け加えた。

学生代表は「今回の日本での研修で様々なことを学び五輪のボランティア活動に活かしていきたい」と応えた。

同訪日事業は日韓文化交流基金(鮫島章男会長)が「対日理解促進交流プログラム(ジェネシス2017)」の一環として主催したもので、期間中、東京五輪組織委員会の表敬訪問をはじめ、東京大学では日本のおもてなしに関する講義や体験実習のほか、学生交流を行った。

4日からは札幌に入り、今年2月に開催された冬季アジア大会のボランティア経験者と意見交換をしたほか、ホームステイ等を通じ、韓日の相互理解と民間交流を図った。

(2017.8.15 民団新聞)

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