中国政府が、核の抑止力を強化するため、新型の弾道ミサイルの開発を進めています。

ロシアのスプートニク通信によりますと、中国のニュースメディアは新型の潜水艦発射大陸間弾道ミサイルJL-3を開発していると伝えています。

数年前発表されたこのミサイルの開発と製造は、中国の新型原子力潜水艦の計画の一部とみなされています。

現在、中国軍は新型の096型潜水艦を4隻保有しており、これらの潜水艦の発電能力は4ギガワットで、潜水艦発射弾道ミサイルJL-2を搭載しているということです。

専門家によりますと、このミサイルの射程距離は7000キロから8000キロとなっていますが、中国は海洋における戦略的な核能力の拡大のために、1万1000キロから1万3000キロ以上を飛行する新型ミサイルJL-3を必要としているということです。

http://parstoday.com/ja/news/world-i34182

http://media.ws.irib.ir/image/4bn0aed505d3b0ujzc_800C450.jpg
潜水艦発射大陸間弾道ミサイルJL-3