2017年8月20日、中国メディアの澎湃新聞によると、来年にロシアで開催されるサッカーW杯出場をかけたアジア最終予選の最後の2試合を戦う代表メンバー23人が発表される中、

中国代表チームを率いるマルチェッロ・リッピ監督はこのほど、イタリアメディアの取材に対し、チームの目標をすでに2019年のアジアカップに移したことを明らかにした。

ロシアW杯アジア最終予選は2試合を残し、A組の中国は勝ち点6の最下位と突破は絶望的な状況になっている。

リッピ監督は、イタリアのスポーツ紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」の独占インタビューで、「われわれは幅広いプロジェクトに取り組んでいる。最終予選敗退が完全に決まったわけではない。だがW杯出場が難しいことは確かだ」とし、「アジア杯が現在の本当の目標だ」と語った。

イタリアの名将リッピ氏は昨年10月、中国代表監督に就任した。だが中国代表はすでにその時点で最終予選A組の最下位に沈み、本大会行きがかなり厳しくなっていた。

リッピ監督は今年に入り、代表Bチームを立ち上げたほか、U-22(22歳以下)代表の状況にも強い関心を寄せている。(翻訳・編集/柳川)

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写真はリッピ氏。