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2017/08/21(月) 21:19:19.45ID:CAP_USERパナソニックは2015年10月から台湾で、スチームオーブンを発売し始めた。
このオーブンは台湾や香港を含む中国専用で、電子レンジの機能が付いていない。蒸したり焼いたりするだけだ。中華圏の料理は蒸し料理が多いため、特化した商品を開発した。
台湾の家庭への調理家電の普及は遅れていた。「夜市」の屋台文化が発達し、夕食を外で済ませる習慣が根づいているためだ。
だが近年、食品偽装などの問題が相次いだ。すると、「食の安全を確保するため」として、家での料理に関心を持つ人が増えた。
パナソニックはここに目をつけた。12年までは年間2万台ほどしか売れなかったホームベーカリーが、パンについての偽装問題が起きると、13年には20万台のヒットとなった例もある。
その後、オーブン、コーヒーメーカーなどの新商品を次々に投入した。例えばコーヒーメーカーは、台湾人の好みを研究し、日本では一般的なプラスチック製ではなく、ステンレス製のものを開発した。
http://www.asahi.com/articles/ASK8P4K7SK8PPLFA002.html
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170821003731_comm.jpg
台湾にあるパナソニックの拠点では、台湾産の米を使って炊飯器の試験をしている=台湾・新北市
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170821003645_comm.jpg
台湾や中国専用のスチームオーブン。魚などの蒸し料理をつくるのに向いている=台湾・新北市