河野太郎外相は23日からアフリカを訪れ、モザンビークの首都マプトで24、25両日に開かれるアフリカ開発会議(TICAD)の閣僚級会合に出席する。外務省が21日発表した。

河野氏は中国の海洋進出を踏まえて「法の支配」「航行の自由」の重要性を訴え、参加国との認識の共有を図る。

中国との関係を年々深めているアフリカの国々に対し、日本の立場への理解と支持をどの程度取り付けられるかが課題になる。

モザンビークなど複数国との2国間会談も実施し、国連安全保障理事会決議に基づく対北朝鮮制裁を着実に履行するよう相手国に求める方針だ。

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