現代自動車は21日、「アイオニック」ハイブリッド仕様車に神経科学技術を応用した芸術作品「走ることができるシナプス(The Roadable Synapse)」を米ロサンゼルスのロサンゼルス郡美術館に展示したことを明らかにした。

同作品には車体の横に風車形の電子装置を設置し、走行中に自動車に影響を与える風などの外部情報を収集。それを車内のスピーカーから流れる音楽を通じ、運転者に知らせる仕組みが搭載されている。

車の走行速度に合わせ、音楽の速度も自動的に調節され、エンジンの回転数によって音楽の音の強弱も変化する。燃費を考慮し、運転効率が低下すれば、スピーカーから流れる音楽の音質も悪くなる。

同作品はロサンゼルス郡美術館のプロジェクト「アート+テクノロジーラボ」の一環で、参加作家のジョナサン・キーツ氏が製作した。

金城敏(キム・ソンミン)記者

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