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2017/08/22(火) 21:20:54.79ID:CAP_USERそしてインターネット企業以外の欧米のテック企業も、中国市場での成長に苦労している。中国では自国のサービスが好まれる傾向があり、また消費者の性向がアメリカとはしばしば異なるためだ。
ウーバーは撤退、アップルは失速。 Netflixはサービスを開始できず、アマゾンは揺れ動いている。グーグルとYouTubeは中国に存在さえしていない。結果、これら大手と同様のサービスを中国で提供し、巨大市場を利用して成長する中国テック企業が台頭した。
だがその規模にかかわらず、これら「巨人」の多くは中国の外ではそれほど知られていない。以下に、注目すべき中国のテック企業11社を、アメリカの類似企業になぞらえつつ紹介する。
バイドゥ(百度)は、中国版グーグル。
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バイドゥの検索エンジンは、中国で最も人気のあるサイト。同社はマップやクラウドストレージなどいくつかの付随サービスも運営している。グーグル発のWaymoと同様に自動運転車にも取り組んでおり、さらにAI(人工知能)事業も強化中。
アップルの類似企業はない。中国のスマートフォンユーザーは、アメリカのユーザーほどブランドロイヤリティーが高くない。だが同国最大のメーカーとしては、ファーウェイ(華為技術)を挙げられるかもしれない。
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「HUAWEI Mate 9」は実は優れたスマートフォン。だがアメリカでは、ファーウェイが主要携帯キャリアと契約していないため、シェアはわずか。
同社の「HUAWEI P10」「HUAWEI Mate 9」は上位機種だが、デバイスの価格帯が広範囲にわたる点で、サムスンなどの企業により近い。
シャオミ(小米)についても同じことが言える。同社はさまざまな高品質スマホを生産し、ユーザーを獲得してきた。
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シャオミ創業者兼CEO、レイ・ジュン(雷軍)氏。
シャオミのデバイスの多くはアップル製品に似ている。ほぼベゼルフリーの「Mi Mix」などは、革新的なデバイスも展開している。それでも、シャオミブランドの機器はフィットネストラッカーから炊飯器まで広範囲にわたることから、アップルよりもサムスンに近い。
テンセント(騰訊)は中国のFacebook。中国のインターネット全体に影響力を誇る企業だ。
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中国におけるテンセントのアプリ「WeChat」の重要性は言うまでもない。
テンセントは、メッセージングアプリとソーシャルメディアプラットフォームが最も有名だ。中国最大のソーシャルサービスWeChat(微信)の月間利用者数は10億人近い。
WeChatに相当するものは、欧米にはない。いわばFacebook(アプリ)、iMessage、Google News、個人間送金サービスVenmo、チャットツールSlackを一つにしたようなモンスターアプリだ。
アマゾンに似た中国企業は2社ある。まずは、アリババ。
アリババのサービスは、電子商取引(EC)をはるかに超えて拡大している。例えばオンライン決済サービスのアリペイ(支付宝)は巨大な規模を持つ。それでも同社の主要基盤は、オンラインショッピングサイトだ。
それらには中国最大の消費者向け小売サイトTmall.com(天猫)、中国版eBayのTaobao(淘宝)などが含まれる。そして、アメリカでアマゾンが大きなシェアを持つもう一つの分野、大規模クラウドビジネスでもアリババは有名だ。
JD.com(京東)も注目に値する。アマゾンと興味深い共通点を持つ企業だ。
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https://www.businessinsider.jp/post-100702-8
(>>2以降に続く)