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2017/08/23(水) 11:11:15.04ID:CAP_USERスマートスピーカー/音声認識、中国ネット大手各社が参戦
7月5日、中国ネット大手の阿里巴巴(Alibaba)の人工知能実験室が「天猫精霊X1」スマートスピーカーをリリース。値段は499元(約8000円)。先んじて、ライバルとなる「京東(JD)」もスマートスピーカーをリリースしている。
阿里巴巴傘下のECサイトの「淘宝網(Taobao)」での買い物が音声でできるようになり、6人までの声紋が識別可能だという。阿里巴巴はまた、「AliGenie」という開発者プラットフォームをリリースし、これをもとに音声アプリの開発ができるようになる。
同日、百度(Baidu)は「百度AI開発者大会」というAI開発者向けフォーラムを開催し、AI技術オープンプラットフォームをリリースした。
ちなみに百度は同社の音声認識エンジン採用のスマートスピーカーのほか、音声認識AIシステム「DuerOS」オープンプラットフォームをリリース済み。
7月26日には、スマートフォンやスマート家電の小米(Xiaomi)が、「小愛」というスマートスピーカーをリリース。音声で天気や道路状況や株価を問い合わせることが可能なほか、アラーム設定なども可能。
小米の各種スマート家電も音声でコントロールが可能だという。小米もSDKを提供し、サードパーティによる開発を推し進める。
ネット大手の騰訊(Tencent)も6月下旬にスマート音声プラットフォーム「騰訊雲小微」をリリース。中国ネット大手各社が音声認識やスマートスピーカーで本格的に競い始めた。
無人コンビニが続々と開店し、話題に
プロトタイプの無人コンビニ店が続々とオープンした。これまでも何軒かあったが、7月に次々とオープンし、話題となった。特に7月8日にネット大手の阿里巴巴(Aibaba)が「淘珈琲(TaoCafe)」をオープンさせたことで話題に。
ほかにも「Bingobox」(広東省、上海市)、「F5未来商店」(広東省)、「EAT BOX」(北京市)がオープン。半年間では各社合計で12店舗がオープンした。
淘珈琲はAmazon Go同様、商品を取ってセルフレジで精算することなく自動的に購入できるのが特徴。それ以外の無人コンビニは、最終的に顧客がセルフレジで精算して購入する仕組みとなっている。
無人といってもスタッフが商品棚に商品を入れるなど、完全無人というわけではない。
特に高温が続いた今夏、スタートした無人コンビニの1つであるBingoBoxでは店内の温度が40度にもなり、商品もチョコレートが溶けるなど変化が起きたため一時閉店となったという、最初の段階ならではのトラブルも起きた。
中国のVPN対策強化、外国人には大きな影響なしか?
インターネット安全法(中国網絡安全法)が施行された6月以降、VPNなどを利用した中国のネットの壁を越える通信が不安定になってきている。繋がらなかったり、繋がった直後に切断されることが増えてきた。
中国で人気のVPNサービスである「GreenVPN」が7月1日にサービスを突然停止した。理由についての記載はなかった。また、7月末には中国向けのApp Store上の多くのVPNアプリが削除された。
VPNプロバイダーの1つ「ExpressVPN」は、Appleからの通知を受けてアプリストアから削除した。中国の法律に違反しているというのがその理由だ。ExpressVPNのオフィシャルサイトでは、ダウンロードできないのは中国向けのみ、との記載がある。
こうした中、「個人向けのVPN利用を禁止するよう伝えた」という報道があったが、情報産業省にあたる工業和信息化部は「個人向けVPN業務を禁止するよう要求したという報道をしているが、そうした通達はしておらず、その報道は事実ではない」と、個人向けVPNを禁止について否定するコメントをしている。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/m_china/1076723.html
(>>2以降に続く)