植民地時代に神社参拝を強要されてもこれを拒否し、光復(日本の植民地支配からの解放)1年前に監獄で殉教した蘇羊・朱基徹(チュ・ギチョル)牧師=1897−1944=が、延世大学から名誉卒業証書を授与される。

朱牧師が同大学の前身校に入学してから101年を経てのことだ。延世大学(金用学〈キム・ヨンハク〉総長)は22日「1916年に延世大学の前身、延禧専門学校商学科に入学したものの、ひどい眼病のためわずか1年余りで中退した朱牧師に対し、25日の学位授与式で名誉卒業証書を授与する」と発表した。

朱牧師は1938年、日本による神社参拝の強要を強く拒否して投獄と釈放を繰り返し、40年に牧師の職をはく奪された末、服役中の44年に獄中で死亡した。

63年に建国勲章独立章の追叙を受けた、プロテスタント系の代表的な愛国志士だ。

金翰秀(キム・ハンス)記者

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