インターネット銀行のカカオバンクが人気を呼び、コンビニエンスストアのセブンイレブンが慌ただしくなった。

カカオバンクは店舗を持たないことから出入金のようなオフライン業務をセブンイレブンの現金自動預払機(ATM)が代わりにしているためだ。カカオバンクはサービス開始から5日で100万人の新規加入者が集まった。

6月にロッテグループとカカオバンクが流通・金融部門融合業務協約を結んだ後、ロッテグループ子会社のセブンイレブンはカカオバンク関連の金融サービスを提供している。

カカオバンク利用者は全国のセブンイレブン店舗に設置された4000台のATMで出入金や振替サービスを利用できる。利用手数料は無料だ。

カカオバンク利用者の10人に3人は現金入金のためにセブンイレブンのATMを利用した。セブンイレブンが今月(21日基準)ATMを使った顧客が利用したサービスを分析した結果、カカオバンク利用者の30.9%がATMで現金を入金し、69.1%が出金した。

他行の利用者は10.6%が入金を、89.4%が出金サービスを利用した。

セブンイレブンのキム・ソンチョル広報チーム長は、「一般銀行利用者は銀行のATMでも入金業務を処理できるが、カカオバンク利用者は選択の幅が広くなくセブンイレブンに集まるためとみられる。

ATMを利用するために訪れた顧客が商品を買うケースが多く、店舗の売り上げを高める効果がある」と話した。

セブンイレブンはカカオバンクとの業務協約を足がかりに総合生活金融インフラとして跳躍する計画だ。日本のセブンイレブンはすでに2001年にインターネット銀行のセブンバンクを設立し運営している。

日本全国のセブンイレブン店舗に2万台のATMを設置しオフライン銀行支店として活用している。

業界によると現在韓国国内のコンビニに設置されたATMの90%がセブンイレブンに設置されている。

http://japanese.joins.com/article/597/232597.html

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ロッテグループのコンビニであるセブンイレブンに設置されたATMでインターネット銀行のカカオバンクの入出金・振替などの金融サービスを利用できる。利用手数料は無料だ。(写真=セブンイレブン)