核やミサイルの開発を進める北朝鮮と、北朝鮮に融和的な政策を掲げる韓国に日本がどう向き合うべきかを考えるための講演会が大阪で開かれました。

講演会ではまず、朝鮮半島情勢に詳しい龍谷大学の李相哲教授が登壇し「北朝鮮が核やミサイルを放棄するとは考えられない。国際社会が協力して経済制裁を続けていけば窮地に陥るはずだ」と述べました。

その後、登壇した産経新聞の加藤達也元ソウル支局長は、北朝鮮に融和的な韓国の文在寅政権への懸念を表明した上で次のように話しました。

【産経新聞・加藤達也元ソウル支局長】

「政治力をもっと日本は強めて独自の外交努力と言いますか能力ですね。これをもって韓国・北朝鮮にも働きかける。こういうことが必要」

また、加藤元ソウル支局長は「北朝鮮を抑え込むには韓国の主体的な取り組みが必要だ」と強調しました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00000008-kantelev-l27