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2017/08/24(木) 11:35:04.52ID:CAP_USER同日の訓練は空襲警報15分間、警戒警報5分間、警報解除の順に行われた。ソウル・光化門広場では午後2時に空襲警報のサイレンが鳴ると、広場で待機していた公務員が市民たちに「地下に降りてください」と誘導を開始した。広場を歩いていた市民たちは地下鉄の光化門駅や世宗文化会館の地下に避難した。
世宗大王像の前で観光ガイドの説明を聞いていた中国人観光客約50人も地下に降りた。5分後には光化門広場から人の気配が消えた。空襲時避難訓練の誘導をして7年目のチョン・ジュンス鍾路区庁主務官は「昨年までとは違って腹を立てたり無視したりする市民はほとんどいなかった」と語った。
ソウル市麻浦区に住むナムグン・ヨンさん(42)は「訓練をすることを知らなかったが、誘導されて避難した。北朝鮮と対峙している時だけに訓練の広報をもっと積極的にしてほしかった」と話した。
ソウル市瑞草区のサムスン電子瑞草ビルでは、サムスン生命の社員約1400人を対象に避難訓練が行われた。午後2時にサイレンが鳴ると社員たちが一斉に1階の非常口の方へ移動した。
全社員が避難場所に指定された地下2階の食堂に集まった時刻のは同2時17分。社員たちが非常階段で移動していた時、訓練の参加対象から除外された別の系列会社社員たちはいつも通りエレベーターに乗っていた。
ソウル市江南区で最もにぎやかな地下鉄江南駅付近でも訓練参加のムードが違っていた。1番出口付近では多くの市民が空襲警報のサイレンが鳴るとすぐに階段に立ち止まった。しかし、大通りを歩く人々は何もなかったかのように行き来していた。
世宗市の政府世宗庁舎では職員たちが一糸乱れず訓練に参加した。一方、庁舎外の通りでは普段と変わらない光景が繰り広げられた。午後2時に車の交通規制が始まると、同市内の人事革新先(省庁の1つ)前にいた車3−4台が相次いでUターンして走り去った。
バス停留所にいたチェさん(44)は「訓練時に市民も避難しなければならないとは知らなかった」と話した。
チョ・ジェヒ記者 , キム・ソクモ記者 , キム・スンヒョン記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/08/24/2017082401135.html
北朝鮮危機:防空訓練、運動場に避難する韓国の児童たち
北朝鮮の長射程砲、ミサイルなどの攻撃に備える「民防空退避訓練」が23日午後2時に実施された。職場や通りにいた大人たちは非常時の国民行動要領に従い地下に下りた。
深さが平均15メートルの地下鉄駅や建物の地下4−5階であれば、何重ものコンクリートが爆発の衝撃を十分に遮断するため、空襲時には最も安全と言える。
しかし、多くの学校では児童・生徒を建物の1階や運動場に集めた。訓練自体を行わない学校もあった。
消防防災庁の広報官を歴任したチョ・ウォンチョル延世大名誉教授は「敵の爆撃に露出される運動場に集まるというのは自殺行為だ。建物の1階でも空襲や化学兵器に対し危険なのは同じだ」と述べた。
ソウル市の小中高校の児童・生徒約100万人が有事の際、敵の攻撃に最もさらされやすいことになる。専門家は学校の訓練マニュアルを現実に合わせて見直すべきだと指摘する。
■なぜ運動場に?
ソウル市鍾路区恵化洞の小学校に空襲警報が鳴ると、教師10人余りが児童150人余りを誘導し、運動場脇のスタンドへと向かった。夏休み明け当日だったので、児童の大半は4時間目の授業を終え、大半は帰宅していた。
訓練に参加した150人余りは放課後教室に出ていた1−6年生だった。訓練の担当教師は運動場のスタンドを指定防空ごうだと誤って認識していた。
東大門区のある中学校では、生徒が教室に待機し、教師だけが運動場に出る訓練を行った。
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(>>2以降に続く)
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