アジアを中心に新幹線と受注競争を繰り広げる中国高速鉄道。中国人の多くは高速鉄道産業の急激な発展を誇りに思っているようだが、車内で販売される弁当については「高額なうえに不味い」として根強い不満が存在する。

中国メディアの今日頭条はこのほど、中国高速鉄道の車内で販売されている弁当を写真とともに紹介した。写真を見る限りは価格に対して内容が質素と言わざるを得ず、不満の声があがるのも仕方がない内容となっている。

中国高速鉄道では45元(約739円)、65元(約1067円)、99元(約1626円)の弁当が売られており、記事が紹介しているのは最も安い45元の弁当だ。

ご飯の容器とおかずの容器は別となっていて、メインのおかずとして魚の蒸し料理のほか、焼きナスやキノコ、そして大雑把に切られたサヤエンドウなどが入っているが、お世辞にも美味しそうな弁当とはいえず、中国の街中であれば20元(約320円)も出せば買えそうな弁当にも見える。

記事は、高速鉄道の普及によって中国人の遠出は非常に便利になったと伝え、中国高速鉄道のサービスも決して悪いものではないが、ただ「弁当の質だけが悪い」と指摘。

そして、弁当のメニューを紹介したうえで、やはり「価格が高い」と伝え、「普通列車の乗車券が取れなかった」、もしくは「急いでいる」ことが高速鉄道を利用した理由である多くの中国人にとって「高速鉄道の弁当は決して安いものではない」と指摘した。

記事には、高速鉄道の弁当に対して不満を抱く中国人ネットユーザーから多くのコメントが寄せられており、「高額でも質が高くて美味しければ文句は言わないが、現在の弁当はもはや詐欺レベル」、「一般庶民は自分で弁当を用意するか、もしくは空腹に耐えるしかない」といった声が多かった。(編集担当:村山健二)

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(イメージ写真提供:CNSPHOTO)