朝鮮通信使をユネスコの「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録しようとの活動が日韓両国の民間団体で進む中、韓国からの探訪団が、通信使が滞在し福岡藩の厚遇を受けていた新宮町相島の関連遺跡を訪れた。

一行は、韓国国立海洋博物館(釜山市)が主催する「朝鮮通信使青少年探訪団」で、博物館の関係者や釜山大学生、海洋少年団連盟団員ら42人。

釜山を出発し、当時の海路をたどり、長崎県対馬の関連遺跡を探訪後、相島を訪れた。

朝鮮通信使は、江戸時代に両国の信頼を深めるため、徳川将軍の代替わりの際に派遣された。

https://mainichi.jp/articles/20170824/ddl/k40/040/345000c