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2017/09/01(金) 10:41:30.49ID:CAP_USERLGエレクトロニクスがドイツ・ベルリンで開かれる「国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)2017」の幕開けを一日控えた31日(現地時間)に公開した次世代戦略スマートフォン「V30」を触ってみた第一印象だ。
画面の大きさが6インチで、前作の「V20」より0.3インチ大きくなったが、機器の大きさは横3ミリメートル、縦8ミリメートル程度小さくなった。重さも158グラムでパブレット(大画面のタブレットPCの特徴を持つスマートフォン)を持ち上げる時感じられる特有の重みが消えた。
携帯性を強化したV30が前面に出す最も大きな差別化の武器は「カメラ」と「音響(サウンド)」「画面表示装置(ディスプレイ)」の3つだ。その中でもカメラに大きな力を注いだ。
この日、全世界600メディアの取材陣が集まった中で、直接V30を手にして舞台に上ったLGエレクトロニクスの趙俊鎬(チョ・ジュノ)MC事業本部長(社長)は「映画のようなビデオコンテンツを撮って観るすることができるスマートフォン」とし「ビデオカメラが要らないだろう」と自信を見せた。
2つのレンズを使う「デュアルカメラ」は既存のVシリーズの強みを継承する一方、現存するスマートフォンのカメラレンズのうち最も明るいF値であるF1.6を適用した。DSLRと同じ高級カメラにも使われるレンズだ。暗いところで映像を撮っても光の露出程度をよく合わせることができ、より鮮明な映像を撮ることができる。
基本的に搭載された各種細部機能によってこのように撮った映像をより楽しめる。例えば「シネ(Cine)ビデオ」モードを使えば、まるで映画監督になったかのように映画のような映像を撮ることができる。
望むところでズームイン、ズームアウトができるだけでなく、撮る瞬間正確な色値を保存して望む色感を簡単に表現できる。ロマンスやスリラーなど15つの映画ジャンルのような効果を与える機能もある。
ディスプレイは、バックライトが要らない有機EL(OLED)パネルがアスペクト比18:9で採用され、「私が撮った映画」を楽しむことができる。明暗差を強調したハイダイナミックレンジ(HDR)画質技術が含まれており、多少厳しい消費者も満足させることができる。
つまり、「手軽に携帯して映画のような映像を撮り、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に載せたり、直接鑑賞したりするパブレット」という印象を与えた。
サウンドにも精魂を込めた。32bitのハイファイ(Hi−Fi)クアッド(Quad)DACを適用して騒がしい環境でも雑音がほぼなくロック音楽を聞くことができる。DACはデジタル音響信号をアナログ音響信号に変換する装置で、クアッドDACは4つのDACを一つのチップに実現して雑音を最大50%までなくす。
また、前作に続き、名品オーディオブランド「バング&オルフセン」とのコラボで製品の背面に「B&O」のロゴを入れた。この他に、グーグルの「Daydream」バーチャルリアリティ(VR)プラットホームを支援して最新のVR技術を楽しむことができ、韓国語バージョンのグーグルアシスタント(AI秘書)が提供される点も特徴だ。
LGエレクトロニクスはV30を通じてプレミアム製品の需要層の中でもサウンドやカメラに関心が多いマニア層を顧客として確保する計画だ。
LGエレクトロニクス関係者は「路上でクラシック公演をする一般市民が多いように音楽愛好家が多い欧州、SNSアカウントに映像を撮って掲載することに積極的な映像愛好家が多い北米をターゲットに積極的に攻略していく」と話した。高級な好みを持ったマニア層の間で人気を呼んだ製品は一般消費者の間でも口コミで全体的な需要増大につながるという判断からだ。
V30の予想価格は90万ウォン(約8万8000円)後半台と、ギャラクシーノート8(100万ウォン中後半台予想)より安い。ただし、DRAMの容量が4GBで、前モデルに6GBRAMを適用したギャラクシーノート8よりは小さい。新製品の公開初日に見せた自信とは違い、LGのロゴを本体の背面に入れたのも好き嫌いが予想される大きな課題だ。
http://japanese.joins.com/article/934/232934.html