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今回の問題では30日までに、都に約300件の電話やメールが寄せられた。取りやめに反対の意見が多いというが、インターネットには称賛の声も少なくない。都庁内には「ネットを中心とした世界の右傾化により、一定の支持を集めている」との声もある。

水島治郎・千葉大教授は「賛否を含めて注目を集めようとするのが彼女の手法。今回は批判されたとしても外交問題までには至らず、自分の政治キャリアを大きく傷付けるものではないと判断したのでは」と述べた。【芳賀竜也】

(おわり)