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2017/09/01(金) 12:54:51.80ID:CAP_USER目標金額は10億ドル 「核戦争を引き起こしかねない」
発起人は、元CIA工作員のヴァレリー・ウィルソン氏。8月16日にクラウドファンディングサイト「gofundme」で資金調達を始めたウィルソン氏は、「Twitterの経営陣がトランプの暴力やヘイトをやめさせないのであれば、私たちがどうにかするしかない。#BuyTwitter #BanTrump」とTwitterに投稿。
プロジェクトの紹介文には、北朝鮮に対するトランプ大統領のツイートは「核戦争を引き起こしかねない。その前に、トランプのアカウントを削除しよう」と書かれ、「トランプのツイートはアメリカ国民を危険にさらしている」「彼は完全にTwitterを武器に変えた。ネット上で起こっているだけのことだと見過ごすことはできない」と主張している。
ウィルソン氏の掲げる目標調達金額は、10億ドル(約1100億円)。集まった資金を使ってTwitterの筆頭株主となり、脅迫や挑発、ヘイトスピーチを規制するルール作りを行った上で、トランプの投稿を阻止したいという。
10億ドルを調達できなかったとしても、どれだけの支援が得られたかをTwitterの株主総会で披露し、対策をとるようプレッシャーをかけていきたいとしている。その際に集まった資金は、ウィルソン氏が運営に携わっている、核兵器廃絶を目指すNPO「Global Zero」に寄付されるという。
プロジェクト開始から15日間で約8万6000ドル(約950万円)が集まり(9月1日現在)、著名人では映画「スター・ウォーズ」でルーク・スカイウォーカーを演じているマーク・ハミル氏が支援を表明した。これまでもトランプ大統領に対して批判的な態度を取ってきたハミル氏。
Twitterユーザーに「賛同できない発言は言論弾圧するのか」と指摘されると、「この運動は一種の象徴であり、風刺なんだ(だって10億ドルも集まるわけないだろ?笑)」とコメントした。
これまでも、たびたび論争を巻き起こしてきたトランプ大統領のTwitter。今回特に問題視されているのは、8月11日のツイートだ。トランプ氏はこの日、ミサイル発射を繰り返していた北朝鮮に向けて、
休暇先のニュージャージー州のゴルフリゾートから「北朝鮮が愚かな行動をとった場合の『軍事的解決手段』は、完全に準備が整った。金正恩が別の道を見出してくれるといいんだが!」と投稿した。
また、北朝鮮が8月29日、北海道上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて、「アメリカは25年間も北朝鮮と交渉を続け、ゆすられ、金を巻き上げられてきた。対話は答えではない!」と投稿。
それ以前にも、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した7月4日には、「北朝鮮がまたミサイルを発射してきた。あの男は他にやることがないのか?」「韓国と日本がこれ以上、我慢を続けるとは思えない。もしかしたら、中国が北朝鮮に対し大きな動きに出るかもしれないな。そしたら、このナンセンスな状況をきっぱり終わるはずだ!」と投稿している。
AP通信によると、今回のクラウドファンディングを受けて、ホワイトハウスはメールで声明文を発表。
集まった資金が目標金額に到底及ばないのは、アメリカ国民がトランプ大統領のTwitterの使い方を支持しているからだと言い、「大統領の表現の自由を奪おうというウィルソン氏の馬鹿げた行為は、憲法で守られた権利の明らかな侵害であり、まさにヘイトと不寛容の表れである」と批判した。
伊吹早織
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170901-00010001-bfj-int