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2017/09/01(金) 20:38:11.27ID:CAP_USER旅客の利便性が理由だが、「高度な自治」が認められた香港域内で中国政府による警察権行使が可能になるため、民主派は強く反発している。
香港メディアによると、香港立法会(議会)の民主派議員らは8月30日、林鄭月娥(りんていげつが)行政長官と面会し、高速鉄道を巡る政府案の撤回を要求した。林鄭氏は撤回しない方針で、民主派は議会で抵抗を強める構えだ。
香港は中国の一部だが「1国2制度」の下、中国本土との行き来には旅券(パスポート)による出入境の審査が必要。政府案は、香港側の終点・西九竜駅で香港当局と中国当局が出入境の審査を同時に行う方式。
出入境施設を広東省と香港の境界に設置すると、乗客は列車をいったん降りて審査を受ける必要があり、時間がかかるためだ。駅構内の一部を中国政府に賃貸し、中国側職員が審査する。
香港メディアによると、賃貸された区域や車両内も中国当局側の管轄になり、事件があれば中国の警察が中国政府の法律に基づき取り締まるという。
民主派は、香港域内で中国本土の法執行を原則的に禁じる香港基本法に違反すると反発し、中止を求めて提訴。また中国政府による警察権、司法権行使の前例になると懸念を強めている。(共同)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170901-00000056-mai-int