【ワシントン共同】北朝鮮の核・ミサイル開発を巡る米朝間の緊張が続く中、北朝鮮への米国人渡航を禁じる米政府の措置が1日始まった。

北朝鮮で拘束された米国人大学生オットー・ワームビア氏が昏睡状態に陥り、解放後に死亡した問題を受け、国務省が7月に渡航禁止を決めていた。

AP通信によると、違反すれば罰金や、最大で禁錮10年の刑が科される可能性がある。

国務省は、渡航禁止理由を「米国人が逮捕されたり長期にわたって拘束されたりすることへの深刻な危険が高まっているため」と説明している。

ジャーナリストや人道支援活動の従事者のほか、渡航が国益に資すると判断された人は除外。

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