安倍晋三首相は3日、北朝鮮で観測された地震波について「北朝鮮が核実験を行った可能性がある」と述べた。首相官邸で記者団に語った。国家安全保障会議(NSC)を開催することも明らかにした。

http://www.sankei.com/politics/news/170903/plt1709030016-n1.html


【北朝鮮情勢】安倍晋三首相発言全文「核実験強行の可能性。強く抗議」

安倍晋三首相は3日、首相官邸で記者団に対し、北朝鮮で観測された地震波について「北朝鮮が核実験を強行した可能性がある」と述べた。首相の発言の全文は次の通り。



先ほど気象庁が北朝鮮付近を震源とする地震波を感知した。これは自然地震ではない可能性があり、北朝鮮が核実験を行った、強行した可能性がある。

私からはすでに関係省庁に対し、情報の収集・分析を行うこと、そして国民に対し的確な情報を提供すること、そして米国、韓国、中国、ロシアといった関係国と連携するよう指示を出した。

もし、北朝鮮が核実験を強行したとすれば、断じて容認できず、強く抗議をしなければならない。この後、国家安全保障会議(NSC)を開催し、情報の集約・分析などを行う。

http://www.sankei.com/politics/news/170903/plt1709030017-n1.html


【北朝鮮情勢】菅義偉官房長官も「北朝鮮の核実験の可能性」 緊急記者会見全文

菅義偉官房長官は3日午後、首相官邸で緊急記者会見し、気象庁が北朝鮮付近を震源とする地震波を観測したとして「北朝鮮による核実験の実施に伴い、発生した可能性がある」と述べた。会見の全文は次の通り。



本日12時31分ごろ、気象庁が北朝鮮付近を震源とする、自然地震ではない可能性のある地震波を観測した。本件地震は、過去の事例などを踏まえると、北朝鮮による核実験の実施に伴い、発生した可能性があると考えている。

気象庁によると、当該地震は、発生時刻は平成29年9月3日12時29分57秒、地震の震源は、北緯41・3度、東経129・1度、深さ0キロメートル。地震の規模はマグニチュード6・1とされている。

本事案を受け、政府としては官邸対策室において情報を集約するとともに、関係省庁の局長等を官邸に緊急(参集)させた。

この関連で、安倍晋三首相からは関係省庁においては緊張感を持って情報収集、分析に努めること、国民に対して的確な情報提供を行うこと、米国、韓国、中国、およびロシアをはじめとする関係諸国と連携を図ること、この3点について指示があった。

かかる首相指示を踏まえ、引き続き情報収集、分析などを行っているところだ。なお当該地震波に関する詳細については後刻、気象庁が発表する。

http://www.sankei.com/politics/news/170903/plt1709030018-n1.html

>>2以降に続く)