河野太郎外相は3日、北朝鮮による核実験を受け、韓国の康京和外相と電話会談を行った。河野氏は会談後、外務省で記者団に対し「康氏とは、今は圧力を最大限かける時期であって、対話を持ち出す状況ではないことは完全に一致した」と述べた。

その上で河野氏は日米韓が連携し、国連安全保障理事会による新たな対北朝鮮制裁決議の採択を目指していく考えを示した。

河野氏はまた、北朝鮮に強い影響力がある中国、ロシアについて「中露ももはや圧力をかけて北朝鮮の非核化を目指すことは避けられない」との認識を示した。

さらに、中国に関しては「中国はこれまでにない強い言葉を使った声明を出している。さすがに圧力をかけなければならないという雰囲気になっている」と言及した。

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韓国の康京和外相と電話会談を行った河野太郎外相(共同)