韓国サッカー界がかつてない危機に立たされた。8月31日に開催された来年のW杯ロシア大会のアジア最終予選で、韓国代表はホームながら引き分けに終わり、本大会出場を決められなかった。

次節、アウェイのウズベキスタン戦に敗れると、最悪の場合、予選落ちもあり得る。

「かつてない危機」とは、W杯への切符を逃がすこともだが、「日本にサッカーで抜かれる」という危機だ。日本は既に、本大会出場を決めた。

これまで、日本が出場して韓国が予選落ちしたケースはない。「サッカーは日本より実力が上」を自負する韓国にとって、予選落ちよりも「日本より下」の方が、はるかにダメージが大きい。

韓国は今予選でアウェイでは勝ちがない。プレッシャーを跳ねのけ、勝ち点3をもぎ取れるか。日本時間の6日午前0時、韓国サッカー界の未来を左右するホイッスルが鳴る。(岳)

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