【大統領からみる韓国(5)】世界も驚愕…文氏“北(朝鮮)を守る”ベルリン構想 THAADも迷走

人前で“格好良さ”を演出することを好む文在寅(ムン・ジェイン)は20カ国・地域(G20)首脳会議出席ため訪れたドイツの首都ベルリンでも世界を驚かす「イベント」を用意した。

「南北(朝鮮)の平和・協力に寄与した功績」でノーベル平和賞を受賞した元大統領の金大中(キム・デジュン)がベルリンで演説を行ったことにならい、文は北朝鮮に対話を呼びかける「ベルリン構想」を発表した。

ところが、発表2日前の7月4日、北朝鮮は文をあざ笑うかのように大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った。

「ベルリン構想」は修正を余儀なくされたが、それでも驚くべき内容が含まれた。

「私は、この場ではっきりと言う」と文は力を込めて言った。「われわれは北朝鮮の崩壊を望まない。いかなる形の吸収統一も推進せず、人為的な統一も追及しない」

1948年、建国とともに制定された韓国憲法は、その後9回の改正を行っているが、「大韓民国の領土は韓半島およびその付属島嶼とする」(第3条)となっている。つまり、統一は至上課題のはずだ。   

ソース:産経ニュース 2017年9月11日 11時7分
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein_wst1708170073/

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