朝鮮半島に緊張状態が続く中、村山富市元首相(日朝国交促進国民協会会長)の呼びかけで、緊急討論会「北朝鮮危機と日本のなすべきこと」(主催=日朝国交促進国民協会)が11日、参院議員会館で開催された。

討論会では、村山氏をはじめとする9人の専門家、研究者らが表題のテーマに沿って持論を展開。司会を和田春樹氏(東京大学名誉教授)が務めた。

村山市は冒頭、「朝鮮半島をめぐる米国や周辺国の動きを見ながら、未だかつてない戦争の危機をひしひしと感じている」と危機感を露わにしながら、「戦争を放棄した国として、体を張って戦争を防止することが日本に課せられた最大の役割。不戦の意思を結集し、運動を展開すべく今日の会合を行うこととした」と趣旨を説明した。

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各氏による発言が続いた
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村山氏が討論会を呼びかけた