環境省は、平成28年度の廃ポリタンク等の漂着状況について取りまとめた。
 
当調査は、平成20年より、道府県の協力を得て、我が国への海洋ごみの漂着状況を把握する一助として始まった。
 
今回の調査では、廃ポリタンクは20道府県で16,029個、医療系廃棄物は10県で2,089個、漁具(浮子)は14道県で186,465個、電球類は12道県で2,430個確認された。

また、平成29年2月から3月にかけて、日本海沿岸の10道府県で、韓国語表記のある廃ポリタンクが約6,300個漂着した。
 
環境省においては、外務省と連携し、韓国政府に対して流出原因、流出場所及び流出量について、調査するとともに、韓国の関係当局による取締りや、再発防止の徹底などの要請を行った。


2017.09.29
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&;serial=39694&oversea=0