社説

日本の岐路 北朝鮮情勢と衆院選 争点化の必要があるのか

今回の衆院解散・総選挙の特徴は、安倍晋三首相が北朝鮮情勢を社会保障問題と並ぶ「国難」と位置付け、「国難突破解散」と呼んだことである。

首相は「こういう時期にこそ、選挙で北朝鮮問題への対応について国民に問いたい」と語った。

確かに北朝鮮の最近の軍事的な挑発は看過できない。

8月と9月に日本上空を通過する弾道ミサイルを相次いで発射し、政府は住民に避難を呼びかけた。9月には6回目の核実験を強行し、「水爆」実験の成功だと主張した。

緊迫した情勢が続き、日本や世界を不安に陥れているのは疑いようがない。

ソース:毎日新聞 2017年10月1日
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20171001/ddm/005/070/011000c

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