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2017/10/01(日) 16:26:52.35ID:CAP_USERペッパーは、例えばホンダの「アシモ」のように二足歩行をするなどの技術は備えていないが、人の表情などから感情を読み取って対応する「状況判断能力」を持つのが特徴だ。
つまり「サービスロボット」としての能力に優れており、韓国企業が国産ではなくペッパーに注目した理由もまさにここにあるという。かつてのロボット市場は製造用ロボットが主導したが、情報通信技術(ICT)の発達により、今後はペッパーのようなサービスロボットに重点が移っていくとみられている。そうした中、韓国はサービスロボット分野で後れを取っているのだ。
世界のロボット市場でサービスロボットが占める割合は2015年時点で38%だが、韓国では同15%にすぎなかった。同じ年、韓国は中国に次いで規模では世界2位のロボット輸出国(3万8285台)だったが、それでも国内生産より輸入量が1.7倍も多かった。輸入は主に日本からだったという。
現代(ヒュンダイ)経済研究院のイ・ジャンギュン首席研究委員は、「急変した産業環境で、問題は単純に技術(の問題)ではない」とし、「それより、ICTにどれだけ消費者中心のサービス要素を組み合わせるかがはるかに重要になった時代」と指摘した。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国はペッパーよりも公務員をありがたがってくれる珍しい国だ」「公務員を解雇してペッパーに置き換えたら、サービスがもっと良くなるかも」「雇用がさらに減りそうだ。今でもいっぱいいる青年失業者がさらにあふれる」など、雇用問題と関連した意見が多く寄せられている。
また、「日本ではすし店の入り口でペッパーが客の待機リスト管理と案内をしていたぞ」と日本で目にした光景を報告するものや、「日本の悪口を言うだけじゃなくて、学ぶべきところは学ばねば」と日本へのリスベクトの声もみられる一方、
「でもロボット大会では韓国が1位だったよ(15年、米国防高等研究計画局主催のロボットコンテストで韓国チームが優勝した)」との指摘もあった。(翻訳・編集/三田)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171001/Recordchina_20171001007.html