タイ前国王葬儀を前に王宮立ち入り制限 追悼ムード
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タイでは、今月下旬に行われるプミポン前国王の葬儀を前に、1日から王宮への立ち入りが制限されるほか、
喪に服すため黒い服を着た市民が目立つようになっていて、前国王を追悼するムードが広がっています。

タイでは、去年10月、長年にわたって国民の絶大な尊敬を集めたプミポン前国王が死去したあと
喪に服す期間が続いていて、今月25日から5日間葬儀が行われます。
タイ政府は、葬儀の準備などのため、1日から今月29日まで、王宮への立ち入りを制限していて、
エメラルドブッダで知られる寺院「ワット・プラケオ」なども観光できなくなります。
またこの間、政府の職員は喪服を着用することになっているほか、
市民の間でも黒い服を着る人が増えていて、前国王を追悼するムードが広がっています。

黒い服を着た市民は、「プミポン前国王への敬愛の念を示すため黒い服を着ました」とか
「前国王は今も私の心にいます」などと話していました。

さらに、タイ政府は、国内のテレビ局に対し、今月13日から葬儀が終わるまで、
画面の色調を落としたうえで、暴力的なシーンを含む内容などは放送しないよう指示しています。

バンコクの日本大使館は、タイに住む日本人や訪れている観光客に対し、
外出時の服装などに注意するよう呼びかけています。
(10/01 18:18)

★ ソースは NHK [日本] とか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171001/k10011163981000.html

★ 画像。
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20171001/K10011163981_1710011818_1710011818_01_03.jpg