月見を楽しむ中国の祝日「中秋節」の4日夜、中国南部の雲南省に隕石(いんせき)が落下した。
中国メディアが伝えた。
中秋の名月を撮影しようとしていた人たちが、暗闇が急に明るくなり、大きな火の玉が数秒かけて落下する様子を動画や写真に収めた。

中国メディアが米航空宇宙局(NASA)の情報として伝えたところによると、4日午後8時過ぎ(日本時間同9時過ぎ)、地球の上空37キロの地点で小惑星が爆発し、一部が隕石となって同省内に落下した。
落下の衝撃はTNT火薬540トンの爆発に相当し、マグニチュード2・1の地震が観測された。

落下地点は地形が険しいため、隕石の回収は難しいという。
死傷者や家屋損壊などの被害情報はないとしている。

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