>>454
まあ、前にも書いたがこういう話もある。
90年代、これまで上昇し続けていたアメリカの犯罪率がピタッと止まり、突如下降しはじめた。
良く言う『割れ窓理論』の実例とされる話だわな。
ただ、それには隠れた要因、というかむしろそっちが主要因じゃないかと言われる要素があった。
アメリカ司法は、70年代に中絶を合法化してたんだよな。
中絶の対象となる『望まれない子』は、貧困層や定職を持たない若年層に多い。
そういう家庭に生まれた子は、必然生活環境も荒みがちで、教育水準も低いことが多い(結構問題発言だがw)。
だが、中絶によって、そういう不幸な育ち方をする子供が『産まれなかった』。
だから、犯罪率が下がったと。
ところで、何故タイムラグに20年もかかったのか?
90-70=20が答え。
『子供が成人するまでの時間』。
だから、70年代に行われた施策が二十年越しで犯罪率を低下させたと。
ま、色々取り扱い注意な理屈多いし、異論もある説明だけど。