総選挙公示前日の10月9日夜、東京・新宿アルタ前で「ボトムアップ デモクラシー(BOTTOM UP DEMOCRACY)」と題したリベラル応援の大街宣行動があった。元シールズの奥田愛基さん(写真上)らが2日前にSNSで呼びかけたもので、若者を中心にアルタ前広場はぎっしり埋まった。

枝野「立憲民主党」代表が姿を現すとどよめきと拍手。枝野代表は若者を意識して「私が学生だった30年前は奨学金を使わずに学費も払えたし、卒業すれば正社員があたりまえだった。それを誰が壊したのか、なぜそうなったのか。あたりまえの社会を取り戻そう」と訴えた。

奥田愛基さんは「ある人が“名を捨てて実をとる”と言ったが捨てられたのは俺たちだった。本当に悔しい。でもここに来ている人たちに希望と勇気を感じる」と涙ながらに訴えた。「みんなあきらめないで選挙に行こう、周りに声をかけよう!」と呼びかけると参加者は一斉に「いいとも」と応じた。

街宣には共産党の吉良よし子参院議員も参加し、痛烈な安倍批判を展開した。参加者は1500人と発表された。(M)

http://www.labornetjp.org/news/2017/1009shasin