【北京聯合ニュース】韓国の盧英敏(ノ・ヨンミン)新駐中国大使は16日、北京特派員らとの初めての昼食会に出席し、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対する中国の立場について「本質的に変わっていない」とした上で、「北の核・ミサイルによって生じた北東アジアの緊張と不安を解決するためには接触と対話が必要だ」と強調した。

昨年末から現在まで冷え込んでいる韓中関係について、「1992年の国交樹立以降、このような摩擦が生じたことはなかった」とし、「現在の韓中間に過度な摩擦があると考える。相手方の立場を理解すれば解決できないことではないが、なぜここまできてしまったのか残念だ」と述べた。

また、「THAAD(の配備)はやむを得ないという点は中国も分かっていると思われる」とし、互いに解決すべき方向に進むべきであり、さらにこじらせても何の国益にもならないと指摘した。

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