2017年10月16日、捜狐網は、平昌五輪の開幕を2月に控え、韓国は「中国には来てほしくない、米国は行きたくない、ロシアは行けない」と複雑な心境だと伝えた。以下はその内容。

平昌五輪はかつてない資金不足のプレッシャーにさらされている。追い打ちをかけるように、一部の国々が不参加を表明している。これまでに中国の選手が次々と韓国で行われる国際試合への不参加を表明。韓国のネットユーザーは「先進国にあるまじき行為だ」と批判した。しかし、参加するしないは選手の自由だろう。

さらに、北米プロアイスホッケー・リーグ(NHL)のチームに所属する選手が、平昌五輪に参加できないことが判明。NHLチームのオーナーの一部は「五輪は商業的価値が低い」とばっさり切り捨て、平昌五輪の行く末はますます厳しいものとなった。プロアイスホッケーのスター選手が出ない五輪は過去20年で初めてとなる。

一方、冬季競技の強豪であるロシアに対しては、選手の薬物使用疑惑などを理由に米英が参加を反対している。同盟国である韓国は望むと望まざるとにかかわらず、米英の意向に同意せざるを得ない状況だ。資金も足りず、米国もロシアも出ない五輪に何の魅力があるだろう。


2017年10月17日(火) 12時10分
http://www.recordchina.co.jp/b163322-s0-c50.html