駐日韓国大使に内定している李洙勲氏は19日、日本政府が目指す日中韓首脳会談の年内開催に関し
「早ければ今年中に、文在寅大統領の(会談出席のための)訪日も可能ではないかと思う」と述べた。
京畿道城南にある世宗研究所で開かれた文政権の外交戦略などに関するフォーラムで述べた。

 李氏は年内の日中韓首脳会談について「日本は積極的で、韓国もできない理由はない」とした上で、
中国は国内事情のため、これまで前向きではなかったが、
24日の共産党大会の閉幕後は「中国もできない理由はないのではないか」と述べた。

 李氏は、米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備で悪化している
中韓関係に関しても、中国が党大会閉幕後に「前向きに出てくるのではないか」とし、中韓首脳会談の開催にも期待を示した。

 韓国外務省によると、李氏は既に日本政府から同意を得ており、近く着任する。(共同)

夕刊フジ
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