一か月前まであれだけ小池氏を持ち上げ、希望の党がその名前のように燦々と輝いていましたが、今は見る影もありません。その劣勢が伝えられてからマスコミは代わりに立憲民主党を持ち上げるようになってきました。

「筋を通している」とか「ぶれていない」そして「希望の党には失望したから」などが理由にあげられます。

でも、その顔ぶれを見てみると、前の民主党政権の顔ぶれと全く一緒で、その政策はもれなく反日政策です。ぶれていません、まっすぐに反日です。

希望の党から入党を排除され、本来はいらないもの、ほおるもん、ホルモンのような存在だったのですが、その逆境を見事にはねのけているようにマスコミでは言っています。

「野党第一党になるかもしれない」と持ち上げているコメンテーターもいますが、私はそうはならないと思います。

前にも書きましたが、前原氏が民進党の代表になった時、この党の面々を代表でまとめていくのは難しいと判断したのだと思います。

前原氏は中途半端ですが、けっして根っからの反日議員ではないと思っています。そこで小池氏と手を組んで日本の野党の洗濯をはじめたと思っています。

するとそこに安倍政権を倒せるかもしれないというマスコミの思惑も働いて小池新党ブームが起き、自分たちが思った以上に波紋を広げたと思っています。

まさか政権をとるつもりもなかったので、小池氏は首班指名者も考えていなかったのだと考えています。

ただいつものマスコミの手法で持ち上げるだけ持ち上げてあとはドーンと奈落の底に突き落とすということをしています。そして今度は立憲民主党に白羽の矢を立てているだけのことです。

もし、私が博多駅を歩いていて枝野代表が演説をしますと耳に入ったら時間さえあれば足を止めて聞くでしょう。いったいこの人はどんなことを言い出すのだろう、どんな言い訳をするのだろうと興味があるからです。

でも、絶対に立憲民主党には投票しません。駅前の大勢の人たちはただ物珍しさのあまり、パンダを見るように集まっている人も大勢いると思います。

ツィッターを立ち上げ、自民党を抜いたと言われていますが、そのほとんどが実体のないツィッターでした。これを一般では「さくら」と言います。もし、その場におられた人がいたら、ぜひその様子をお知らせください。

そもそも立憲民主党ってなんでしょう?

共産党も「憲法が」「憲法が」と連呼していますが、私はその憲法がおかしいと思っているから共産党の志位委員長の発言が滑稽でなりません。

立憲民主党も現政権下では変えないし、話し合いもしないと言っているようですが、話し合いというのは民主主義の根本原則ではないでしょうか。

その人が「民主」という言葉のついた政党を立ち上げるとは矛盾であり、この「民主」というのはあの「民主党」のことだと理解しています。

現行憲法を読んで、とくにあの前文を読んでこの憲法が今後も祖国のためになる憲法だとあの人たちは本気で思っているのでしょうか。

そういう憲法ですが、昭和天皇陛下が公布された憲法ですから国民として尊重はしていますが、おかしいところはきちんと変えるなり、全体を作り直す作業を早急にしようというのも憲法の権利だと思っています。

共産党は自衛隊は「違憲」だと明言しているのでわかりやすいのですが、立憲民主党はそこのところは明言を避けているように思えます。

阪神淡路大震災や東北大震災であれだけ国民のために粉骨砕身働いた自衛隊をよくのうのうと「違憲」だと言えますね。

そしてそれを言っている政党を支持する人たちも災害や戦争で自分や自分の家族が危うい目に遭遇したら、一番に「自衛隊は何をやっているのか」と詰め寄るでしょう。
 
希望の党に入ったにもかかわらず、選挙後には離島をほのめかす候補や自分の政治信条とは違うと堂々と言う人を信用できますか?

党に所属して選挙を戦うと、資金面や動員や運動員が得られるために選挙がし易くなります。それに比例と重複していたら、選挙区で負けても接戦まで持っていけば復活当選があります。

http://vpoint.jp/politics/98731.html

>>2以降に続く)