0001ねこ名無し ★
2017/10/22(日) 06:34:11.34ID:CAP_USER「2人が手を組まなきゃいけないほど時代は悪くなった、安倍政権で悪くなった」
加藤氏は、そう言ったという。
今回、歴史的和解と言われた小林よしのり氏の、辻元清美への応援演説を書き起こしたもの。
以下抜粋です(スタッフより)
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ゴーマニズム宣言、おぼっちゃまくんの小林よしのりです。わしは、保守なんですよ、しかも改憲です。本来、敵。
なんで小林よしのりが辻元清美を応援するのか、とすぐ言われるんですね。必ずネトウヨとかは、「もう小林よしのりは変節した」とか言ってるわけですよ。
ところが、辻元とわしは案外仲良くてねー。二人で六本木の中華レストランの個室をとって二人でデートしながら飯食ったこともある。
ま、それ以上は発展しないんですけどね(笑)。そのときわしは、彼女の人生を聞いてしまった。
恐るべき人だと思いましたよ。ちょっと普通じゃない。筋金入り。とにかくこの人は、安倍政権、権力のトップにある人間に、まったく臆せず闘っていける。そういう人間って、この男社会の中ではほんと嫌われるんですよ。
で、ありとあらゆる辻元清美に対するデマが作られる。ホント、デマだらけですよ。
辻元清美に関することで、ネトウヨとかがもうデマばかり作ってる。それを、国会議員すら信じてたりするんです、実は。酷い話ですよ。同じ党の中の政治家までそれを信じてたりするんですよ。ホントに、よくこれだけデマを飛ばされてね。で、辻元清美はそれに耐えてる。
わしは、デマにいちいち反論しなさいと。あまりにデマが広がり過ぎてるといって彼女に忠告してるんですよ、ほったらかしにするなと。今フェイクニュースっていう、嘘のニュースばっかしが作られてる世の中でしょう?
でも、わしはやっぱり彼女を見ててホントに根性が座ってると思った。ああやって権力に立ち向かうのはすごいな、と。
それからもう一つ、例えば護憲派を排除するとか、自分の意見と違う人間を排除するとか、そういう考えに立ってしまうと、恐ろしい世の中ができあがってしまう。だからわしは、どういう人であろうと排除はしない。ちゃんと熟議をする。民主主義ていうのは、対立する概念の人間たちでも、とにかく議論する、熟議が大事。
小池百合子がよく言うんですよ、アウフヘーベンって。アウフヘーベンっていうのは、矛盾する二つの意見がぶつかったときにより高いところに上げてく、もっと素晴らしい意見にしていく。これをアウフヘーベンていうんですよ。
それなのに、矛盾する相手を排除しておいて、それでアウフヘーベンなんてできないじゃないですか。議論しなきゃならないんですよ。
希望の党は、ホントは排除せずに全部入れていれば、結局、一対一の闘いになったんですよ。そしたら政権交代も起こったかもしれない。それをわざわざ小池百合子が排除してしまったから、もう野党は分裂する状態になっちゃった。そしたらもう勝てませんよ。
いまもう、安倍政権は300議席を超えるかもしれないって言われている。そしたらもう完全独裁ですよ、今後は。何をやっても許されるんだなと安倍晋三は思うわけです。
加計問題も、森友問題も、共謀罪も、強引に中間報告で通してしまったことも、安保法制を強行採決したことも、全部やることはもうこれでもうすべて認められたと思うんですよ、安倍晋三は。
で、今からもっと独裁が進んでいく。そして言論も危うくなる。なぜかと言うとマスコミのトップ、新聞社とかテレビ局とかそのトップが安倍晋三と会食してるんです。そしたら、自然に安倍政権に都合のいい放送しかしなくなるんですよ。
わしは以前、自民党の勉強会、自民党の中にもリベラルな議員がいるんですが、その勉強会に呼ばれました。呼ばれたんだけど、直前になってキャンセルされた。それは自民党の中のリベラル系じゃなく、安倍政権の信奉者の議員たちが潰したんです。
http://blogos.com/article/253734/
(>>2以降に続く)