2017年10月19日、中国新聞網は「韓国に留学する外国人学生に変化が生じた」と伝える韓国・亜洲経済の記事を取り上げた。以前は言葉や文化といった「韓流」を学びにやって来る学生が多かったが、最近は就職に有利な経済系が選ばれる傾向にあるという。

記事によると、韓国・高麗大学が今年9月入学の外国人留学生約280人を対象に行った専攻学科に関する調査で、31%が「経営」を選んでいることが明らかになった。

「経済」や「統計」を含めるとその数は38%に上り、これとは対照的に以前人気のあった「国語国文」はわずか3%。別の大学でも同様の傾向が見られ、漢陽大学にこの約2年間に入学した留学生の中では「経営」を選択する人が最も多く、これに続くのが「メディア」と「経済金融」だ。

成均館大学の15〜17年入学の留学生に対する調査でも25%の人が「経営」を選択していた。

「韓流留学は過去のもの」と指摘する同記事は留学生の大多数を中国人が占めていることを指摘する。

ここ数年、中韓が経済面で活発な交流を行っていることを挙げ、ある中国人学生が「多くの中国人学生は卒業後の起業を考えている。だから、真っ先に選ぶのは経済や貿易に関係する学科」とコメントしたことを紹介した。(翻訳・編集/野谷)

http://www.recordchina.co.jp/b194464-s0-c30.html