>>342
そんな米国のフライバイワイヤやソースコードなんか不要だよ。
そもそも米国製ブラックボックスのコンピューターも使わないとならないし
米国ブラックボックスのコンピューター上でしか動かない。


■プログラムソースコード(フライ・バイ・ワイヤ)=コンピュータによる飛行制御で飛行を簡単にした。

1990年以降に本格的に登場したもので、コンピュータ制御により飛行をベテランパイロッ
ト並みに簡単にする目的で採用された。

1990年以降になると戦闘機にコンピュータシステムが搭載され、コンピュータ制御によ
り新米パイロットでもベテランパイロット並みに飛行を簡単にさせた。

機体特有の複雑な気流特性や旋回他での機体バランス等々の、いろいろな癖を熟知
して、巧みに操縦するベテランパイロットと同じように、簡単に飛行できるようにしたの
が飛行コンピュータである。

日本はF-1戦闘機に1985年から飛行制御コンピュータシステムを開発して搭載、コンピュ
ータで飛行を簡単にした。これは当時、1980年から各国でコンピュータによる飛行制御の
開発が世界中で行われるなかで、日本でも飛行制御コンピュータとプログラム(ソースコード)
の開発が行われていた。

また戦闘システムのコンピュータ開発も世界で始まり、レーダーと連動した火器管制戦
闘コンピュータシステムやプログラム(ソースコード)も、日本は1970年代から開発を始め
て、日本製の戦闘システムコンピュータがF-1に初めて搭載された。

このようにF-1のセントラルコンピューターの改良が続き、1985年には独自の飛行制御
コンピューターシステムも追加した。米国が飛行制御コンピュータシステムの搭載を始め
た時期と同時期に日本でも独自開発で搭載した。

このように日本は独自開発で、米国のコンピュータシステムやソースコードに依存する
ことなく、独自の開発セントラルコンピュータシステムで飛行制御システム、レーダーシ
ステム、戦闘システム等を確立していた。

日本独自のコンピュータシステムはF-2にも搭載された。理由は米国がF-16のコンピュ
ータシステムのハードとソフト(ソースコード)の提供を拒否したことにある。そこで日本独自
のセントラルコンピュータシステムである飛行制御システム、戦闘システム等が搭載さ
れることとなる。このことは、日本独自の統合セントラルコンピュータシステムの進歩・開
発・発展につながる良い結果となった。

F-2の日本独自のセントラルコンピュータとソフトもシステムは日本独自にグレードアップ
を続けながら最新技術の蓄積を続けている。

今日では戦闘機のコンピュータシステムはレーダーと連動してブラックボックス化した
複雑な核心技術で、米国以外で独自に戦闘機用コンピュータシステムを保有する国は
日本など数えるほどしかない。このように、機体が開発できても簡単に核心技術のコン
ピュータシステムまで開発できないのが現状である。

例えば、飛行制御コンピュータとプログラム(ソースコード)開発では、その機体のシミュ
レーション技術でもある。複雑なその機体の気流特性を分析して、コンピューターがベ
テランパイロット並みの飛行性能を引き出す技術である。

そもそも他国のコンピュータシステムを購入してもソフト開発をさせないブラックボックス
である。その前にブラックボックスのコンピュータシステムが公開されることは無い。この
ように機密性の高いステルス機体になると、普通では真ともに飛べる機体で無いので、
ほとんどブラックボックスのコンピュータが飛ばしているようなものと言われる理由である。