フライ・バイ・ワイヤ=コンピュータによる飛行制御でベテランパイロット並に飛行を簡単にさせるのが目的だよ。

例えば急激な上げ角や下げ角度で失速をしないようにコンピュータが制御しているんだよ。
着陸、離陸モードーにすると新米でも失速せずに簡単に離陸と着陸が可能だし、
空中戦モードにすれば最適な旋回やロール他の運動でも失速しないで出来るし
制限G内で自動で旋回やロール他の運動させているのもコンピューター。
これがコンピュータが制御もないアナログ戦闘機だと失速やオバーGで墜落していた訳よ。

それに操縦桿は左右前後に15mm程度しか動かない、ただのスイッチに過ぎない。
コンピュータをオフにしたらエンジンの自動コントロールすら不可能だし
その前に操縦桿が全く機能しないんだよ。

シュミレーション=実機の動作がどれだけ近いかでフライ・バイ・ワイヤのソフトの出来が決まるんだよ。
それは搭載兵器や燃料残量でもバランスや重心位置すら違ってくる。
あとはシュミレーションから作ったソフトとテストパイロットの結果を聞いて
微妙に数値を数パターンを変えながら、
テストしてどれが良好かテストの繰り返しが続くんだよ。