【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が25日発表した「人口動向」によると、8月の出生数は3万200人で前年同月比10.9%減少し、8月としては2015、16年に続いて3年連続で過去最少を更新した。

月別の出生数は2カ月間続いた2万人台から3万人台に回復したが、出生数の減少傾向は続いており、昨年12月(マイナス14.2%)から9カ月連続で前年同月比2桁台の減少率を記録した。

出生数が減少しているのは、出産適齢期の女性の減少と結婚・初産が遅くなっていることが重なった影響だ。

今年1月から8月までの出生数は24万8000人で、前年同期比12.2%減少した。この流れが続けば今年の出生数は37万2000人にとどまる見込みだ。

ただ、統計庁関係者は「通常、下半期の出生数は上半期より少ないため、今年の出生数は36万人台程度とみている」と見通した。統計を取り始めて以降、年間出生数が40万人台を割り込んだことは一度もない。

8月の婚姻件数は2万100件で前年同月比12.6%減少し、6月から3カ月連続で前年同月比マイナスを記録した。

8月の離婚件数は前年同月比1.1%増の9500件、死亡者数は同0.9%増の2万2800人だった。

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産婦人科の新生児室(資料写真)=(聯合ニュース)