サーチナ2017-10-29 12:12
http://news.searchina.net/id/1646830?page=1

 日本を訪れる中国人が増加するなか、多くの中国人が日本での楽しみの1つとして「日本食を食べること」を挙げるようになった。近年、居酒屋が中国で人気を集めているように、日本料理を好む中国人が増えているが、中国メディアの一点資訊はこのほど、「なぜ日本料理は愛されるのか」と疑問を投げかける記事を掲載し、中国人の間で日本料理が人気となっている理由について考察している。

 記事はまず、観光庁が報告している訪日外国人の消費動向について紹介。「日本で一番楽しみなことは何か?」という質問に対して、回答者の71.22%の人が「日本料理を食べること」と回答したことを挙げ、これを裏付ける数字として、2016年に日本を訪れた外国人が飲食に消費した金額は7574億円で、訪日外国人が使用する金額の20.2%に相当したことを紹介、日本料理は日本にとっての観光資源の1つとなっていると論じた。

 日本を訪れ、日本料理を体験したことのある中国人が増えるに伴い、中国でも日本料理を提供するお店が増えているという。記事は、ここ2年の間に中国国内における日本料理店の数が2.2倍になったことを紹介し、上海や北京などの大都市のみならず、地方都市でも日本料理店が増加していると指摘。

中国各地で日本料理店が急増するなか、特筆すべきは懐石料理やふぐ料理、寿司、和牛専門店など、高級料理に特化した日本料理店も増えていることだと指摘した。