キソンヨン本人の主張によると、競技場内の観客席に旭日旗があったことと、
日本の観客がキムヨナ悪魔仮面をつけているのを目にし、憤りを感じてやったと言う。
ちなみに、この日、韓国は日本に敗北した。
 しかし、この「キムヨナ悪魔仮面」の正体は、2010年のワールドカップの際、
韓国の応援団が販売していた仮面であり、レッドデビルの角とキムヨナの顔で構成された韓国の赤い悪魔の応援グッズだった。
さらに同日、試合会場には悪魔仮面をかぶった日本の観客はいなかったという。
 知ってみると、これは2010年ワールドカップの韓日親善試合当時に売っていた
「赤い悪魔」の応援グッズだった。赤い悪魔だから当然、角があり、仮面なので
当然、目も貫通している。簡単に言えば、これは韓国で作られた韓国チームを応
援グッズだ。

写真に出てきた日本人たちが、一部の記事で主張されているように悪意をもって
角のついたキムヨナ仮面を作ったのではないということが確実となった。
 さらに、あの仮面をかぶって応援した韓国ファンが少なくとも一人はいただろうから、単純に日本人という理由だけで、事情も知らずに、あの仮面をかぶっているからと無条件に非難するのは、あまりにも理不尽であると言える。

 また、日本の伝統文化である「イシマタ」の一環として、日本人が悪意をもって
角をつけ、目に穴を開けて作ったという主張をしている人がいるが、何を根拠に
そのような話をしているのだろうか?
 そして、色々調べているうちに、特に、今回問題になっている下の写真は、
昨日の試合の写真ではなく、去年の10月12日に行われた韓日戦の写真であること
が分かった。
 韓日戦が行われた場所は、「上岩ワールドカップ競技場」だ。ニュース記事に
掲載されている写真と見比べれば、問題となっている写真がそれであるのは明ら
かだ。もし記者が、キムヨナ仮面に関する日本の批判記事を上の写真のみを見て
書いているのであれば、それは本当に恥知らずで無責任な行動である。