>>1のつづき

それでは我が国の不動産価格はなぜ高くてなぜバブルなのか。これに対しては論文を1本を書いても足り
ないが、究極的にはこれまで政府政策と官僚がこれを擁護していてからである。代表的な例として出ない
品物を買わなければならず、原価がいくらなのかも分からないのが現在のマンション分譲制度だ。世界の
どの国でも『無い家』を売るシステムがないが、汚職韓国だけが原価がいくらか全く分からないのにベニア板
の見本住宅だけを見て10億ウォン以上のお金を支払う。この奇妙極まりない先分譲システムを後分譲に
直し、原価がいくら掛かるかを教えてもらう事は一国を起こすよりも難しい。 財閥と官僚がこれを強く妨げて
いるからである。

最近、日本に行く我が国の留学生が急増しているのも、高額な授業料や大学街の家賃などの物価と
無関係でない。もちろん韓国の求職者数の割合が0.62なのに対し、日本は1.52で人よりも仕事が50%多く
就職に有利であるという点も大きな理由だ。しかし日本の物価が高くて留学費がソウル留学よりも高け
れば、日本に仕事が多かっても気軽に留学出来ないだろう。

衝撃的な統計が一つある。独島(トクド)や慰安婦などの問題で韓日葛藤が鋭く対立していても、日本国籍
を取得する韓人(コリアン)帰化者数が毎年5000人前後という事実である。日本で生活の基盤を磨く
新在日同胞、いわゆる『ニュコモ(ニューカマー)』数は現在15万人に至る。

なぜ日本に遊びに行って留学して、日本国籍を取得する人が増えるにか。極めて非正常的な不動産価格
による阿鼻叫喚の状況、それによって就職も、恋愛も、結婚も、子どもも放棄しなければならない『四放世代
(4つを諦めた世代)』が出現したこの亡国の構造を作り直す事が出来なければ、地面を叩きながら痛哭する
(ひどく泣きわめく)日が来るはずだ。

・・・おしまい ☆