【1964東京五輪、日本人が発明したピクトグラム】
世界の街中いたるところにあるピクトグラムが生み出されたのは1964年の東京オリンピック。

当時日本は戦後の復興が進み、高度経済成長の真っただ中。オリンピックは戦後の新しい日本を世界にアピールする大きなチャンスにと気合が入っておりました。
しかし、文化の違う外国の人たちをどうやって「おもてなし」するか。そして言語に関係なく誰でも理解できるピクトグラムが生み出されたのでした。
あのマークは日本発!?
驚愕の事実!誰もが知ってるトイレの男女マーク。万国共通のこのマークは、なんと日本が発祥なのです!
メイドインジャパン
意識せずともこのマークがあったらここがトイレだとすぐに判断できますよね。日本発祥のピクトグラムの偉大さがわかります。
そんなトイレマークが導入された当初、表示は白黒でした。しかし、男性もスカートを履く国がある、女性はズボンも履くなどの意見があって、現在のように青と赤の表示で区別されるようになったそうです。

オリンピックで競技種目ごとのピクトグラムが初めて採用されたのも1964年の東京オリンピックでした。
1964年東京五輪で使用された競技種目を表すピクトグラムは評判がよく、その後もオリンピックでのピクトグラムはデザインを変化させながら受け継がれていきました。
このような歴史から、オリンピック競技種目のピクトグラムは「絵文字の国際リレー」と呼ばれています。
絵文字が日本人の発明なのは世界的に有名な話ですね。