【英国】 「犬小屋に押し込めるように韓国を手なずける」中国の戦略 エコノミスト誌 2017/11/18
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英国の経済専門誌『エコノミスト』の最新号で、中国が韓国に対する戦略を報じた。
中国が韓国を屈服させた戦略を「ドッグハウス・アプローチ」と評した。

このドッグハウス・アプローチとは、「中国は相手の行動が気に入らなければ、それ
が変わるまで相手にプレッシャーをかけ続ける。それでも変わらなければ、相手を
犬小屋に押し込めて罰を与える。それでも変わらなければ、ある程度の処罰期間
をおいて一度犬小屋から引き出して、何事もなかったように対応する。そうすれば
相手は中国をありがたがるようになる」という中国の戦略。

エコノミスト誌は、昨年7月から始まったTHAAD問題で、今年10月に合意に至るまで
中国が取った行動について、韓国の弱点を握って犬を扱うように苦しめた、中国の行
動はTHAAD合意後も続いているとした。

中国の習近平国家主席と李克強首相は海外で文在寅大統領と相次いで会談した。
THAADでの3ッの「三不」合意を必ず守るように立て続けに圧力を加えた。この事が
中国国営メディアを通じて報じられると、韓国大統領側はさまざまな形で苦しい言い
訳を始めた。これに対して中国側は不信感を覚えながら見守っている状態だ。

韓国で文在寅政権が発足した後、中国は徐々に韓国に対する圧力を強めているが
、それに対して韓国はいつも守勢に回っている。中国に対してどう立ち向かうかとい
う長期的な戦略もビジョンも無く、目の前に突きつけられた脅しへの対応でただ頭が
一杯である。「戦略的互恵協力関係」であるはずの中国から不当な仕打ちを受けな
がら、まともな対応もできないようでは、何処の国が韓国を尊敬するだろうか。バカに
されて見られている。

エコノミスト誌は、韓国の長い歴史の中で属国として中国に屈従してきた歴史映画
の「南漢山城」を取り上げている。韓国民は認めたくないが、認めるしかない韓国の
現状が世界に知られてしまったと報じた。

映画「南漢山城」とは、1636年に清が朝鮮に侵入すると家来は戦わずに逃げた。朝
鮮王朝16代王の仁祖と家臣と家来らは南漢山城に隠れた。寒さと飢え、絶望的な
劣勢の中で青軍に包囲され、清の無理な要求と圧迫はより一層強まった。城の中で
「降伏すべき」「戦うべき」で意見が分かれたが、結局はなにも出来ず。そして、あま
りの飢えで籠城も困難となり40日程で仁祖王は降伏した。

1637年1月、仁祖は清の皇帝の前で土下座して謝罪をして許しを願い、朝鮮王朝が
滅んだ。側近官僚たちは「国王があんなぶざまな姿になって…」と大泣きしたという。
これは韓国民の歴史感で朝鮮王朝の最悪の屈辱だと言う。しかし、飢えて苦しむ民
衆をよそに、自分達は贅沢をしてきた腐敗した朝鮮王朝の内部崩壊の姿であった。


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