>>1のチュジュキ

当時、海賊アルバムで先にこの曲を購入した若者が友だちにテープで録音したり、ダブルデッキカセット
レコーダーを通じてデタラメに広がって行った。歌詞さえ入手出来ないこの曲を歌うためにテープを何百回も
回して繰り返し、聞こえるままの歌詞を受け止めて歌詞を友だちと分け合った。

遠足やかくし芸で「日本の歌を歌える」という自慢から、この歌を誇らしく歌う学生が多かった。また「キンギラ
ギニ」は、ナイトクラブやローラースケート場で一日にも何回も繰り返し流た。

若者は当時、この曲を歌うコンド・マサヒコの本名を知らないケースが大多数だった。代わりに彼の日本の
愛称である『メッチ』、または『マッチ』で通用した。1964年生まれのコンド・マサヒコは歌手兼俳優で見ための
イケメンとは異なり、荒くて反抗的な魅力を出して日本の当代最高の男子アイドルスターだった。

コンド・マサヒコは1985〜1986年、日本の伝説的な女性アイドルのナカモリ・アキナワと香港スター梅艷芳
(アニタ・ムイ)との浮名を流し、いわゆる二股をかけたと非難を浴びた。梅艷芳はコンド・マサヒコの原曲を、
自身の母語である広東語に翻案して歌った。

代表的なのは彼女が主演を努めた『英雄本色3(1989)』の主題歌、『夕陽之歌』の原曲を歌ったのがコンド・
マサヒコだった。男でも真似できない魅力的な低音の梅艷芳が歌う『夕陽之歌』は、原曲を圧倒する。

(写真)
http://www.bizhankook.com/upload/bk/article/201712/14490-27334.jpg
▲ 2013年にサッポロビールのCMに登場した日本の国民歌手、桑田佳祐

1980年代後半、国内のナイトやロックカフェ、ローラ場では日本の国民歌手クワタ・ケイスケが1987年に
歌った『Just a man in love』大ヒットを飛ばした。この曲は、短い出会いだったが忘れられずに涙に濡れて
いるという非常に悲しい歌詞の内容とは逆に、メロディは明るくて軽快な曲である。

クワタ・ケイスケが『Just a man in love』を発表した頃の初期のパフォーマンスを見れば、悲しい歌詞を歌い
ながらも誇張した表情とジェスチャーで滑稽に歌うが、これも明るさを増幅させる要因として作用している。
『Just a man in love』は国内でカイなど、多くの歌手によってリメイクされて生き続けている。

クワタ・ケイスケは作詞、作曲、演奏、歌など、ポピュラー音楽全分野で多芸多才な万能エンターテイナーだ。聴衆を笑わせるか泣かせるか、クワタ・ケイスケがその日の彼の気分によって決める。 ?クワタ・ケイスケはソロ活動だけでなく、自身が率いるロックバンド『サジャン オル スタス(サザンオールスターズ)』を合わせれば、日本だけで6,000万枚以上のアルバムを販売した国民歌手だ。

在日郷胞説まで出るクワタ・ケイスケはクナサギ・チュヨシ(草g剛)と共に、代表的な親韓派の日本の歌手
として知られる。彼の曲の中には『Love Korea』という曲さえある程だ。?

(動画=kakaoTV)
https://tv.kakao.com/channel/2692467/cliplink/300761649

>>3に続く